ジャカルタ警察は12日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領を斬首すると脅迫する内容の動画がソーシャルメディアで拡散された件に関与したとして、25歳の男性を情報・電子取引法(ITE法)違反の容疑で逮捕した。
同警察刑事捜査局犯罪および暴力担当課によると、容疑者は動画の中で「ジョコウィを斬首する用意は整っている。アラーのために我々はジョコウィの首を切る」などと発言しており、同動画は5月10日に行われた選挙監視委員会(Bawaslu)前での抗議デモに参加した際に録画された可能性がある。
同容疑者は、自身の発言がネット上で話題になっていることを知り逃走を図ったとみられ、ボゴール県パルンにある親族の家に身を寄せていたところを逮捕された。西ジャカルタのパルメラー地区にある同容疑者の住居でも家宅捜索が行われ、動画内で着用していた服などの証拠品が押収された。
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