大規模社会的制限(PSBB)が緩和されたことを受け、ジャカルタ州政府は、ボゴール、デポック、タンゲラン、ブカシといった郊外からの通勤電車の車内や駅での混雑緩和のために、通勤者向けの無料バス50台の運行を開始した。
現在のところ郊外からジャカルタへは月曜日の朝の出勤時、ジャカルタから郊外へは金曜日の夜の帰宅時に限って運行している。今後は他の曜日での運行も計画しているという。
バスは郊外とジャカルタ州内の5つの停留所(タナ・アバン、スディルマンなど)を結んでいる。また乗客の間の距離を一定以上に保つために、1台のバスに乗車できるのは13人までに限定している。
ブカシ市でも同様のバスサービスを開始する予定で、本数は100台を予定し、乗客のニーズに合わせて目的地を決めるという。