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笑顔はどこ? ガルーダ航空乗務員のマスクを廃止へ

国営ガルーダ・インドネシア航空は客室乗務員に義務付けていたマスク着用を改め、今後はフェイスシールドなどの他の防護具を用いることに変更した。乗客から客室乗務員の表情が分からないとの意見が相次いだため。

5月7日に運行を再開して以来、新型コロナウイルス感染防止のために客室乗務員はマスクと手袋を着用している。

しかしながら、イルファン・スティアプトラ社長によると、乗客から乗務員が笑顔なのかしかめっ面なのかが分からないという多数の苦情が寄せられていたという。

同社長は「乗客が安全で快適であることが弊社にとって重要だが、安全の方がより大切だ」とコメントしている。

当面はマスクと手袋の着用も続けるが、徐々にフェイスシールドを含む他の防護具に切り替えを行う。移行にどの程度の期間を要するかは今後アナウンスするという。