インドネシア政府は2014年から2019年にかけて、同国の領海内で違法に漁をしていた外国籍の船539隻を沈没させた。このうち55%はベトナムの船だという。
政府の反違法漁業タスクフォースによると、これまでにベトナムに加え、中国、タイ、マレーシアなどの船をインドネシアが沈めた。大半の船は排他的経済水域で違法に漁をしていたという。こうした船の乗組員に関しては逮捕する代わりに罰金の支払いを求めた。
一方、インドネシア人の漁師も排他的経済水域で違法な漁をしたとして海外で逮捕されている。これについてインドネシア政府はインドネシア人漁師は台湾やタイの実業家が持つ外国籍の船に乗っていることが多く、大半は人身取引や強制労働の被害者だとしている。
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