国営ガルーダ・インドネシア航空のジャカルタ発パプア州ソロン行きの便で、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性だった客が搭乗を許可されるというハプニングがあった。
政府は航空便の利用客に事前にPCR検査か簡易検査を受け、陰性であったことを証明する文書を搭乗前に提示することを定めている。
ソロンの空港関係者によると、43人の学生の団体が空港に到着し、そのうちの1人の20歳の学生の文書には検査で陽性であったことが記されていたという。
同空港の関係者は、なぜ検査で陽性だった学生が搭乗を許可されたのか不明としつつも、同便の約90人の乗客全員に2週間の自宅待機を要請した。また学生のグループは病院でPCR検査を受けたという。
スカルノ・ハッタ国際空港は、事実関係の問い合わせに即座には答えていないという。