インドネシア警察は6月29日、北マルク州出身で大物プレマンとして知られるジョン・ケイ容疑者とその仲間38人を計画殺人の容疑で逮捕した。
ジョン・ケイ容疑者は、叔父でプレマンのヌス・ケイさんとの間に土地売買に関するトラブルを抱えており、警察は、西ジャカルタ区チェンカレンで同月21日に発生したヌス・ケイさんのグループのプレマンが刺殺される事件や、バンテン州タンゲラン市の発砲事件にジョン・ケイ容疑者が関与した疑いがあるとして捜査を進めている。
ジョン・ケイ容疑者は、2012年にも実業家を殺害した罪で服役し、現在は仮釈放期間中であった。この事件を受け法務・人権省は、ジョン・ケイ容疑者の仮出所の許可を取り消した。