約1ヵ月のラマダン(断食月)を終えた5日、インドネシア各地ではレバラン(断食月明け大祭)を迎えた。前夜のラマダン最後の夜には花火が盛大に上がり、爆竹が鳴るなどしてラマダン終了を祝う伝統行事「タクビラン」が行われた。
中央ジャカルタ区ホテルインドネシア(HI)のロータリー周辺では「アッラーアクバル(神は偉大なり)」と唱和する大勢のムスリムや、HI前の噴水のへりに腰を下ろして見守る数人のムスリムの姿などが見られた。その後も周りの騒ぎは収まらず、翌日の夜まで大勢のムスリムが集結していた。
また改装中のイスティクラル・モスクでも礼拝は可能で、モスク内には太鼓の音が鳴り響いて厳粛な雰囲気に包まれ、数千人のムスリムが祈りを捧げていた。イスティクラルでの「タクビラン」は、午後11時に終了され、遠くの方で花火の音などが何度も聞こえていたという。
コメントを残す