インドネシア気象庁(BMKG)によると、中部ジャワ州ジェパラ県近郊で7日午前5時54分頃、マグニチュード6.1の地震があった。震源地は同県北西53キロ地点で、震源の深さは578キロ。津波は発生していない。ジョグジャカルタやバリでも揺れが観測されたが、この地震による物的・人的被害は報告されていない。
今回の地震のメカニズムは、岩盤の上盤側がずり下がる正断層と見られている。BMKGは住民に対し、嘘の情報(HOAX)に惑わされず、引き続き落ち着いて行動するよう呼び掛けている。
また同日午前11時44分頃、バンテン州ランカスビトゥンの南西18キロ地点でマグニチュード5.1の地震が発生した。震源の深さは82キロ。津波は発生していない。ボゴールやジャカルタでも揺れが観測され、南ジャカルタ区の住民によると、地震は縦揺れだったという。