南スマトラ州警察は2日、同州の現役警察官240人が麻薬使用を自認したと明らかにした。これは警察機関内に蔓延している警察官の麻薬使用を撲滅させることを狙いとしたプログラムのひとつで、警察上層部が警察官に対し、過ちがある場合は「罪の告白」と題した書面で報告するよう命じていた。
今後は、薬物を使用していた警察官が心身ともに回復するようリハビリを行うという。また南スマトラ州警察だけでなく、麻薬使用で警察官の逮捕者を出したことがあるランプン州警察も同様のプログラムを導入し、一方で事前通達なく尿検査を行うなどして麻薬使用者を追跡する方針とのこと。