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15時間漂流の船員を無事救助

南スラウェシ州バンタエン県の沖合いで11日、沈没した木材運搬船の乗組員2人が、15時間の漂流の末に救助された。

沈没したのはKMイスマイル・ジャヤ号。救助されたのはサファルディン・ラキスさん(35)とバユ・ラキスさん(35)で、2人は燃料用のポリタンクを浮き代わりにして漂流していたという。2人は船が沈没した場所から遠く離れた場所で救助され、その際、共に脱水症状を示していた。

バンタエン県捜索救助局のアルマン氏によると、2人の他に、救助隊は他の乗組員4人と船長をそれぞれ別の場所で救助することにも成功したという。

KMイスマイル・ジャヤ号は、10日午後4時30分頃に船体の左側から浸水したと緊急通報で連絡し、翌日午前2時頃に沈没した。