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科学オリンピックで優秀賞 バリの高校生が快挙

インドネシアの高校生が「インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)」で優秀賞を受賞した。ISEFは高校生を対象とした世界最大の科学コンテストで「科学のオリンピック」とも称される。過去の出場者には後にノーベル賞を受賞した科学者も存在する由緒ある同フェアで、バリ州デンパサール州立第三高校から出場したキャロラインさんとウィラタスヤさんが5月、地球環境分野で優秀賞を受賞した。
2人は、マングローブ樹林から生物付着を防ぐための防汚塗料を開発。フジツボなどの海洋植物が船艇やエンジンなどに付着し支障をきたす状況の改善に役立つことが期待されている。受賞後の取材で2人は「問題が海に由来するなら、解決策もまた海から生まれると考えマングローブを研究素材として選択しました。製品化には数年単位での耐久性テストが必要になるでしょう」と冷静に分析しながらも、満面の笑みを見せていた。

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