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首都圏でクリーンなバスの導入へ

首都圏の大気汚染の改善を目的として、首都圏交通管理局(BPTJ)では環境NGO団体KPBBと米系の国際クリーン交通委員会(ICCT)と協力し、すすの出ない環境に優しいバスの導入を進めている。
首都圏郊外で走行しているバスの大半はディーゼルを使用しており、トランスジャカルタのバスもすすの出ないタイプのバスは1500台中600台程しかない。このため、BPTJでは圧縮天然ガス(CNG)を利用するバスの導入に加え、ディーゼル・エンジンのバスでも欧州の環境基準であるユーロ6に準拠したバスの導入を目指している。インドネシアは圧縮天然ガス(CNG)の産出国であり首都圏には32の天然ガススタンドがあることから、導入に向けての障壁は少ないものと考えられている。
2016年のWHOの調査によると、インドネシア人の死因の8%は微小粒子状物質(PM)とオゾン層破壊によるという結果が出ている。