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今年の乾季は火災に注意 消防救急対策局が注意喚起

西ジャカルタ市の消防救急対策局は7日、現在は乾季の影響で大気が乾燥しており、火災が拡がりやすいため、各家庭で火の元に十分注意するほか、万一火災が発生した場合は一刻も早く消防署に連絡するよう市民に呼びかけた。
同注意喚起は、同日午前中に西ジャカルタ市タンボラ郡で発生した火災を受け、発表された。同火災は4棟の建物に延焼したが、犠牲者はいない。この4棟はラボや修理工場で、電気回路の短絡(ショート)が原因で火が発生した可能性が高いとして、現在専門家が調査を進めている。20台の消防車が消火にあたり、30分程度で鎮火した。
当局は、西ジャカルタ市内でも特にタンボラとチェンカレンの地域は火災が発生しやすい状況になっており、火災の原因はガス漏れかショートが多いため、外出の際はすべての電気を消すよう呼びかけた。また、乾季のため消火に使う水源の減少も懸念視されている。