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希少鳥類ジャワクマタカの雛を確認 西ジャワ州

西ジャワ州国定公園管理局は5日、希少鳥類のジャワクマタカの雛を再び確認したと発表した。ジャワクマタカは、本種の形態がインドの神話に登場する鳥であるガルーダに似ているとしてインドネシアの国鳥に指定されているが、乱獲などにより生息数が激減し、モニタリングチームによる保護活動が行われている。
同局広報部アデ氏によると、今年4月13日にジャワクマタカの巣で雛を確認し、今回新たに別の場所で生後2ヵ月ほどの雛を発見したという。同氏は、国定公園内でジャワクマタカが毎年順調に繁殖していることを立証しており、これ以外のジャワ・ヒョウや、ジャワ・テナガザルなどのジャワ固有の野生動物にとっても良い生態系を成していると述べている。
ジャワクマタカはすぐに巣から飛び立ってしまうと考えられているため、継続的な観測が行われている。