ジョグジャカルタ特別州グヌンキドゥル県の複数のビーチにおいて、200人以上の海水浴客が毒を持つクラゲに刺された。同県では6月22日からビーチの利用を再開している。
波によってクラゲが沖合いから浜辺に流されてきたと考えられており、スパンジャン浜で72人、クラカル浜で63人、プラン・サワル浜とインドラヤンティ浜で48人が刺されたという。クラゲに刺されたために呼吸困難となり、地元の保健所に搬送された人が4人いるとのこと。
このクラゲは地元では””impes””と呼ばれていて、その形や青みを帯びた色が珍しいことから、特に子供などが触ろうとすることが多いという。刺されると皮膚にかゆみを覚えるが、場合によっては症状が悪化し、呼吸困難に至ることがある。
ビーチの利用が再開されて以来、県内の8つの浜には4万6350人が遊びに来ているという。