リアウ州カンパル県で11日、国家警察の対テロ特殊部隊(デンスス88)が、イスラム過激派組織ジャマー・アンシャルット・ダウラ(JAD)との繋がりが疑われるテロリスト5人を逮捕した。5人はいずれも地元の出身で、以前は農業に携わったり飲食業を営んだりしていた。
カンパル県警察によると、1日にシアク県で逮捕した別のテロリストが関与する事件から5人の逮捕につながったという。シアク県で逮捕されたテロリストは警察が長年指名手配し行方を追っていた重要な容疑者で、5人はこのテロリストの逃亡を手助けしていた疑いがある。当局はこのテロリストと5人がいずれもJADのメンバーだと推測している。
1日に逮捕されたテロリストは、プカンバルで串団子を入れた容器に仕掛けた爆発物による襲撃、およびカンパル県警察本部での自爆テロを計画していた疑いがある。