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バリの使い捨てプラスチック規制条例は適法 最高裁が判断

使い捨てプラスチック製品の使用を禁止するバリ州の州条例に対して、プラスチックリサイクル協会(ADUPI)と実業家2人が最高裁に審査請求を行っていたが、最高裁はこの請求を棄却する決定を行った。このことから、今後バリではプラスチックごみ全廃へ向けての動きが加速する。
バリではプラスチックごみによる海洋汚染を70%減少させることを目的として、昨年12月に使い捨てプラスチック製品の使用を禁止する州条例を制定した。環境保護団体はこの条例を歓迎したものの、産業界からは経営に支障をきたすとして抗議の声が上がっていた。
最高裁は審査請求棄却の決定理由書に「プラスチックごみによる危機に対処するには、使い捨てプラスチックを制限する特別な施策が緊急に必要だ」と記している。