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奇数偶数制度 1日15時間に延長を検討

首都圏交通管理局(BPTJ)は7月初め、主要道路における奇数偶数交通規制制度の適用時間を、昨夏に開催されたアジア競技大会中と同じ15時間連続に戻すことをジャカルタ特別州政府に提言した。
現在は平日の午前6時から午前9時までと午後4時から午後9時までの1日の2つの時間帯で実施している規制を、平日の午前6時から午後9時まで連続して規制するよう提言している。ジャカルタ州交通局は提言を経済的・社会的側面から検討するとしている。
BPTJの提言の背景には、昨夏アジア競技大会開催中に規制を行った際には州内の車両の平均移動速度が時速36.99キロだったが、今年上半期の平均速度は30.85キロと17%速度が減少していることがある。BPTJは規制時間を延長することで、渋滞が緩和されることに加えて、一般市民が移動手段として公共の交通機関を選ぶようになることを期待しているという。