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ブロモ山が再び噴火

インドネシア国家防災庁(BNPB)によると、東ジャワ州のブロモ山(標高2329メートル)が7月19日午後4時37分に再び噴火した。ブロモ山は活動が活発なことで知られる活火山で、カルデラ内にあり美しい光景を有することから火山の中では最も訪れる観光客が多い観光名所となっている。
噴火に伴い、地震計の振幅が37ミリメートルにも達する強い地震が7分間継続し、付近の住民が一時パニックに陥った。BNPBのアグス・ウィボウォ広報担当官は「現在は状況は落ち着いている」と話している。噴火の翌日にも振幅0.5から1ミリメートルの弱い余震が続いているという。
ブロモ山は2016年以来、噴火警戒レベルが下から2番目の「注意」に指定されている。観光客や住民は火口から半径1キロメートル以内への立ち入りが禁止されている。