地球温暖化防止の取り組みの一環で、ジャカルタ特別州内では卸売市場でも使い捨てレジ袋の提供を廃止する動きが始まっている。
首都内の市場の一部を運営する州営パサール・ジャヤ社によると、東ジャカルタのクラマト・ジャティ卸売市場ではプラスチック廃棄物を減らすための試みとして、レジ袋の提供を廃止した。パサール・ジャヤ社担当者は「政府が行っているグリーンキャンペーンに則り、今後も傘下の市場で使い捨てビニール袋の消費を抑える活動を促進していきたい」と話す。
店舗によっては同じ市場内でもレジ袋を提供し続けている店もあるほか、出入口付近でビニール袋を安価で販売する商人が出現するなど完全実施とはいかないが、首都の深刻なゴミ問題解決のためにも今後の活動に期待したい。
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