インドネシアの電子商取引(Eコマース)プラットフォーム、Bukalapakはこのほど、2020年1~7月に同社サービスに新規加入した商店など事業者の数は300万件を超えたと明らかにした。とりわけ地方部や小規模な都市で加入が伸びたという。
Bukalapakは「市場はほかのEコマース企業も事業展開し、飽和状態であるため、(地方部や小規模都市で加入件数が伸びたことは)われわれにとって優位なことだ」と説明する。
同社はこれまでに、540万店に上る伝統的な屋台「ワルン」と提携しているという。
インドネシアのEコマース部門は新型コロナウイルスの流行拡大とそれに伴う移動制限を受けて、大きく成長している。Eコマース部門の市場規模は2020年通年で350億米ドル程度になり、2019年の230億米ドルから伸びると予想される。