インドネシアバドミントン協会(PBSI)は、10月にデンマークで開催される予定のバドミントンの国・地域別対抗戦である男子トマス杯と女子ユーバー杯へのインドネシア選手の参加を見送ることを決定した。選手や関係者が移動中や大会開催中にコロナウィルスに感染することへの懸念が不参加の理由となった。
選手や関係者からは、世界バドミントン連盟(BWF)が万が一感染した際に誰が責任を取るのかを明確にしていないとの非難の声も挙がっている。PBSIでは不参加の決定は選手と関係者の協議で決まったとしている。
オーストラリア、台湾、タイ、韓国も既に不参加を表明している。トマス杯とユーバー杯は当初5月16日から24日に開催される予定だったが、コロナウィルスの影響で8月15日から23日に延期され、その後再度延期になり、10月3日から11日にかけて開催される予定になっている。