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10年以上の車の走行を禁止へ 2025年から

激しさを増す大気汚染の改善を目的として、ジャカルタ特別州は2025年を境に、10年以上走行した自家用車の使用を禁止することを計画している。
ジャカルタの大気汚染は健康に甚大な被害を及ぼす程度に悪化しており、州知事が市民から訴えられる事態にまで発展している。その裁判の初公判の数時間後、州政府は今年から個人所有の車両の排ガステストの基準を厳しくし、2025年には10年以上使用した車の使用を禁止する計画を示した。
アニス・バスウェダン知事は州交通局に対して古い車両の使用を禁止する州条例の原案の作成を開始するよう指示した。排ガス対策として州政府では奇数偶数交通規制制度の拡大も検討している。
ジャカルタ特別州で使用年数が多い車両の使用規制が計画されるのは今回が初めてではなく、2005年にも同様な条例の原案が作成されたが、州議会により否決されたことがある。