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奇数偶数制度 9月から規制時間拡大へ

大気汚染対策の一環として、ジャカルタ特別州政府はナンバープレート末尾の数字による大通りでの交通規制「奇数偶数制度」を9月1日から拡大することを計画している。
8月中は規制を適用する道路を増やして試行を実施する。ファトマワティ通り、パンリマ・ポリム通りなど州内の多数の道路で新たな規制の試行が実施される。
アニス・バスウェダン州知事はこれまで規制拡大には積極的ではなかった。その理由の一つは規制導入以来、中古車の販売が2割増しとなり州内の車両数が増加したことと、ナンバー規制は電子道路課金制度(ERP)が導入されるまでのつなぎの制度と位置付けられていることにある。
しかしながら、ERPの導入に進展が見られないことや大気汚染対策が後手に回っていることから市民団体から訴訟を起こされたことなどを受けて、ナンバー規制の拡大に同意したとみられる。