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公共交通機関の利用率上昇へ 鉄道網拡充を計画

インドネシア政府は公共交通機関の利用を促進するために、MRT、LRTを中心とする鉄道網の拡充を計画している。
経済調整大臣府所管の政府機関と国際協力機構(JICA)が共同で行っている”Jabodetabek都市交通政策統合プロジェクト フェーズ2”(JUTPI Phase 2)では、現在1路線、15.7キロで営業を行っているMRTは2035年までに10路線に増やし、近郊都市を結んで総延長426キロまで拡大すべきと提言している。同様にLRTも2035年までに10路線、201キロに増やすべきとも提言している。
2018年に定められた大統領令で政府は2029年までに公共交通機関の利用率を6割にまで増やすことを目標としているが、調査によると2002年から2018年にかけては公共交通機関の利用率は減少しており、自家用車とバイクの利用率が年々増加し、渋滞悪化の原因となっている。