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プンチャック周辺の渋滞緩和策 新ルートも建設

西ジャワ州ボゴール県プンチャック周辺は、ジャカルタの住民が週末に訪れる身近な避暑地であるが、かつてから激しい渋滞が起こる場所としてもよく知られている。公共事業・国民住宅省ではこの渋滞を緩和するために、プンチャックへの新たな道路の建設や既存の道路の拡幅などの対策を行っている。
チアウィ-プンチャック間では5キロメートルに渡り道路の拡幅が行われており、チサルアでは5ヘクタールの休憩エリアの建設も進んでいる。国費から731億ルピアの予算を割り当てて工事を行っており、今年の年末の完成を目指している。また、スントゥールからチアンジュールまでの全長50キロの第2ルートの新設、チブブールからチパナスまでの第3ルートの建設も計画している。
一方で、専門家は道路の拡幅は渋滞の緩和に繋がらず、増えた道路の分だけ車が増えることになると懸念を示している。