インドネシア政府は新型コロナウィルス感染の有無を調べるためのPCR検査を個人が受ける場合の検査料金について、その上限を90万ルピアにすることを決めた。
個人診療所などで費用が高い場合があるなど、検査料金にばらつきがあることを是正するため。保健省の高官によると、財政・開発監察庁(BPKP)との協議で料金を定めたという。近く保健省から上限金額についての通達が発せられる予定とのこと。
検査料金は検査を行う医師や検査技師の人件費、必要な消耗品、廃棄物処理費用などを賄うもので、これまでは250万ルピア以上の検査料金を請求する病院も多くあった。簡易検査の費用については、旅行を行う際に検査を受けることが義務化されていることから、政府は7月に上限を15万ルピアに定めている。10月2日までにインドネシア国内では360万回のPCR検査が実施されている。
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