ジャカルタ特別州で2016年と同レベルの大気汚染がずっと継続したとすると、ジャカルタの住民の平均寿命は2~3年短くなる。このような報告が最近、米国シカゴ大学のエネルギー政策研究所(EPIC)により公表された。
同報告には、1998年にはインドネシアは世界で最も空気が綺麗な国の一つであったが、2016年には大気中の浮遊粒子状物質の量が171%に増加して最も大気が汚染された20ヵ国のうちの一つになってしまったとも書かれている。また、現在の大気汚染レベルが継続した場合には、スマトラ島とカリマンタン島では平均寿命が4年、南スマトラ州では5~6年短くなるとの指摘もある。
州保健局によると、急性呼吸器感染症の患者数が2016年は180万1968人、2017年は184万6180人、2018年は181万7579人と増加傾向にある。
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