コンサルティング会社カーニーとシンガポールの投資会社EDBIはこのほど、AIはインドネシアの国内総生産(GDP)を向こう10年で3660憶米ドル拡大させるとの見通しを示した。東南アジア諸国連合(ASEAN)全体では1兆米ドルの押上効果があるという。
カーニーは「ほかの多くの国と同じように、インドネシアでは金融サービスと小売部門が早期にAIを受け入れてきた。われわれは物流とサプライチェーン部門でも大きな可能性があるとみている」と説明した。
また今回の調査で、インドネシアの電子商取引(Eコマース)大手トコペディアはAIを導入して以来、決済件数が202%、売上高が179%それぞれ伸びた。