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牧師殺害事件調査のガジャマダ大学教授襲撃されるパプア州

パプア州の中部山間部にあるインタンジャヤ県ヒタバティ地区で9月19日、プロテスタント教会に所属するエレミア・ザナンバニ牧師が正体不明の男によって銃撃されて死亡する事件が発生した。

事件の詳しい状況や経緯が未だに明らかになっておらず、インドネシア政府の命令により、国軍とガジャマダ大学のバンバン・プルウォコ教授の「合同調査チーム」が現地へ派遣された。

この合同捜査チームによるエレミア牧師の殺害事件の現場検証が行われた今月9日、首都スガパへ向かうマンバ・バワー郡あたりで何者かによる銃撃を受ける事件が発生。

この銃撃でバンバン教授と国軍兵士1人が手足や腰を負傷し、現地の病院で手当てを受けている。牧師殺害事件に関しては、治安当局がパプア人独立組織の犯行とみなす一方で、パプア人やキリスト教関係者は陸軍兵士による犯行と訴え、主張が対立している。