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ジョコウィ大統領 24年遷都計画表明 国会での承認求める

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は16日の国家予算案演説で、カリマンタン島(ボルネオ島)に首都を移転する方針であることを表明し、国民議会(DPR)の議員らの承認を求めた。
ジョコウィ大統領は「首都は国家のアイデンティティであるのみならず、その発展の象徴だ。インドネシアの発展、永続、そして経済的平等と均衡の実現のために、首都を移転しよう」と述べ、首都移転によって現状のジャカルタ一極集中を是正し経済格差を改善する狙いがあることを示した。経済格差以外にも、渋滞や大気汚染、地盤沈下などジャカルタ一極集中による弊害を懸念する声は多く、遷都計画はすでに閣議決定されている。
移転先の都市名については言及しなかったが、ジョコウィ大統領は今年5月に移転先候補地の視察のため東カリマンタン州と中央カリマンタン州を訪れており、2024年の遷都実現を目指して今後移転先の選定および開発が行われる。

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