バンドン工科大学電気工学部の大学生チームが、画期的なロボットを開発したとして話題になっている。開発されたロボットは、パソコンとWi-Fiで遠隔操作できる「Robograss」という草刈機で、サッカー場で使用され、芝生を傷めずに雑草だけを刈ることができる。
清掃員が手で草を抜く従来の方法は時間がかかり効果的でないこと、また雑草が原因で練習中の選手の体が痒くなることがあり、これらの問題を解決する目的で開発された。ロボットのバッテリーはリチウムポリマー電池1万ミリアンペアで、一回で3時間まで使用できる。
8月5日から7日まで同大学で開催された「Electrical Engineering Days 2019」で展示され、開発者のひとりファルナーさんは「現在の遠隔操作可能距離は10~15メートル。将来的には100メートルまで伸ばし、サッカー場の芝生の質を向上したい」と更なる夢を語った。
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