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首都のデモ損害額は550億ルピア以上

ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事によると、雇用創出オムニバス法に抗議する大規模デモの発生により、首都では公共施設において少なくとも550億ルピアもの損失が発生した。

州政府は被害の実態を調査中だが、最も損害が大きいのはトランスジャカルタのバス停留所で、20ヵ所の停留所が破壊されたという。バス停のほか、中央ジャカルタ・スネンの映画館グランド・シアター・シネマでは放火により隣接する書店なども被害を受けた。

中央ジャカルタの大統領宮殿付近と国会前では大学生と労働者らが大規模集会を開き、スネンやホテル・インドネシア前ロータリーに移動しながら抗議活動を行った。8日夜にはアニス知事がホテル・インドネシア前ロータリーで群集に直接会い、デモ参加者の要求を翌日中央政府に伝えることを約束し、デモを速やかに解散するよう説得に当たった。