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ジョグジャの高校生 貧困を乗り越え、国旗掲揚隊に

ジョグジャカルタ特別州バントゥル県出身のムハンマド・マアルフさん(17)が、ジャカルタの大統領宮殿で8月17日に行われたインドネシア共和国第74回独立記念式典で、国旗を掲揚する国旗掲揚隊に選出された。知らせを受けた母親のスミアシーさんは「本当に嬉しく、言葉にならない」と地元紙のインタビューに答えた。
マアルフさんは、中学生の頃から海軍入隊を目指してボーイスカウト活動を続け、高校では地元の専門学校で海事科学を専攻した。父親は運転手、母親はバッソ売りで決して楽な暮らしではなかったが、週末は母親のバッソ売りを手伝い家計を支えた。
国旗掲揚隊とは、独立記念日にインドネシア国旗を掲揚、降納することを主な任務とする青少年団で、地域の高校から1年生、または2年生が選ばれる。