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オムニバス法抗議に対して1万8千人が警備

ジャカルタ特別州の中央ジャカルタで16日、雇用創出に関するオムニバス法に対する抗議活動を行う大学生らを警戒して、1万8千人の人員が動員された。

警察、インドネシア軍(TNI)、行政警察隊(Satpol PP)から成る8千人が大統領宮殿の周囲を取り囲み、1万人のジャカルタ州警察の警官が独立記念広場(モナス)周辺で抗議活動の拡大に備えて警備にあたった。

大統領宮殿の前では通りを挟んで学生団体が午後1時からオムニバス法に対する抗議活動を行った。学生らはジョコ大統領に対して、雇用創出法は法的に瑕疵があり、人権を侵害しているものであり、自然環境を危機に晒すとして、大統領令による撤回を求めた。

この日、ジョコ大統領は来賓客や大臣との会合のために西ジャワ州のボゴール宮殿に出かけていて、ジャカルタの大統領宮殿は不在にしていた。