インドネシアのデジタル経済の規模は2024年までに1447兆ルピア(約1010億米ドル)となり、2018年の814兆ルピアから大きく伸びる――。経済金融開発研究所(INDEF)と非営利研究機関Laboratorium Data Persadaが先に発表した報告書で、こうした見通しを示した。
この報告書では、デジタル経済を製造、貿易、輸送、通信といった各部門を総合したものとして評価。特に製造部門に対してデジタル経済は100兆ルピアの付加価値をもたらすという。
報告書ではさらに、デジタル経済の成長に向け、インドネシア政府はインターネット通信網を全国に整備する必要があるとする。同時に企業部門ではデジタルスキルを伸ばすとともに、物流や金融へのアクセスを改善すべきだとしている。
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