インドネシア政府はこのほど、新型コロナウイルスの流行下でも工場の操業を認める操業・移動許可(IOMKI)を得た企業のうち、提出が求められる報告書をきちんと出しているのは全体の51%にとどまると明らかにした。
政府の規定では、IOMKIは新型コロナウイルス対策に向け、工場の厳格な感染対策を導入した企業に付与される。またIOMKIを取得した企業は1週間ごとに事業活動に関する報告書を提出することが求められる。
9月末時点で、企業に付与されたIOMKIは1万8100件で、IOMKIを取得した企業が雇用する従業員は計514万人に上る。