スマトラ島のリアウ州ドゥマイ市で、森林火災による煙害(ヘイズ)が発生し学校の授業や民間機の運航に影響が出ている。
8月30日には、市内の4つの小学校の校長が市の教育委員会に、生徒たちを早めに下校させる許可を求めた。教育委員会では一斉に学校の運営を停止するよう通達はしないが、各校長の判断で生徒の健康を守るために下校させることは構わないとしている。
また、市内のピナン・カンパイ空港では視界が800メートルにまで低下し、航空機の運航に影響が出た。バタム島発のウィングス・エアの旅客機には3時間の遅れが生じた。また、一週間の間に2回、空港の運営が停止したとのこと。26日にも北スマトラ州メダンへの航空便がキャンセルになり、バタム島やリアウ州プカンバルへの便に数時間の遅れが生じた。
ドゥマイ市の防災局によると、市に隣接する地域での森林火災による煙が流れ込んでいるという。
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