サウジアラビアのメッカで、インドネシア人181人が巡礼ビザおよび巡礼許可書を所持していないとして、サウジアラビア警察に逮捕され、入国管理局で拘留されている。
ジェッダのインドネシア領事館によると、インドネシア人は何らかの理由で毎年、逮捕・拘留されているが、その数は昨年と比較しても今年は増加傾向にあり、また今回の181人は旅行代理店に騙されたと主張しているという。
ハッジ巡礼を叶えたいため、サウジアラビア政府の規定に従わず、違法な手段を使う旅行代理店に騙される人が後を絶たない。参加者らはメッカ巡礼費用として6000万ルピアから2億ルピアを支払ったにも関わらず、旅行代理店が観光ビザや就労ビザを取得し、適切な手続きを行っていない。
インドネシア領事館は現在、政府機関と連携し、巡礼者たちが帰国できるよう尽力している。
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