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ジョコウィ大統領 パプア代表の要人60人と会談

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領はイスタナ(大統領宮殿)で10日、スラバヤの警察官によるパプア人学生への侮辱発言に端を発した衝突激化を受け、パプア州出身の要人61人と会談した。
会談に参加した要人は、地方議員や慣習法リーダー、宗教指導者や大学生で、パプア州でのイスタナ建設、同州の5つの地域の開発、国営企業や民間企業でのパプア人採用などを中央政府へ要請した。
ジョコウィ大統領は、イスタナ建設に関して2020年にもジャヤプラに着工すると約束。ジャヤプラ地方議員のアビサイ・ロロ氏は「大統領はイスタナを訪問するだけでなく、事務所を設けてほしい」と強調した。また開発について、2~3つの地域の開発から始めると折り合いをつけ、パプア出身の新卒大学生1000人を公務員として採用し、国営企業や民間の大企業へ配置すると説明した。
またジョコウィ大統領は、近日中にも同州を訪問すると宣言した。

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