インドネシア児童保護委員会(KPAI)が行った最近の調査結果によると、政府が2021年には学校の対面授業再開を認めているのに対して、83%の学校では対面授業を再開する準備がまだできていないことが明らかとなった。
KPAIのレトノ会長は、6月から11月にかけて行った調査ではわずか16%の学校しか対面授業を行う準備ができていなかったと語っている。
国の新型コロナウィルス対策特別委員会では、学生が教室に戻る前に感染予防ガイドラインに従いながら対面授業が行えるかを確認するためのシミュレーションを少なくとも1カ月半毎に行うことができるように学校を支援するよう、地方の行政機関に求めている。
シミュレーションでは清潔なトイレ、手洗い設備、手の消毒場所、消毒液と非接触体温計をどの程度学校が準備できているか、また十分な数の医療機関にアクセス可能かを評価する。