東ジャワ州パメカサン県にあるモハマド・マフド政治・法務・調整相の実家に1日、200人以上の群衆が押し寄せた。
群衆は同日午後1時45分頃から次々と集まり始め、実家前でデモを行った。その理由は、イスラム強硬派団体「イスラム擁護戦線(FPI)」の指導者ハビブ・リジック・シハブ氏を容疑者認定しないよう求めるものだったという。
リジック氏は、数回にわたり数千人が集まる密の状態を作り、衛生法に違反した疑いがあるとしてジャカルタ特別州警察から事情聴取のため呼び出されている。実家にはマフド政治・法務・調整相の母親が看護師と同居しているが、この日は不在だった。
デモ活動が熱を帯びる中、家の鍵をこじ開けようとする者や、家の柵に押し寄せ大声で叫ぶ者もいたと隣人がその時の恐怖を地元紙に語っている。
警察はデモの参加者数人をすでに逮捕したが身元は公表しておらず、また自宅へ戻った同相の母親の身辺を厳重に警護している。