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ユニリーバ・インドネシア、リセッションに強い製品で需要減に対抗

ユニリーバ・インドネシアはこのほど、新型コロナウイルスの流行拡大とそれに伴う移動制限による消費財の需要低迷に、低価格で革新的な商品を投入することで対応する意向だと明らかにした。

ユニリーバ・インドネシアは「消費者の支出が低迷しており、この傾向は新型コロナウイルスの流行以降も継続する可能性がある」と説明した。さらに「消費低迷と景気後退(リセッション)の動きが今後に高まると考えられるため、リセッションに強い製品のラインアップを拡充させる意向だ」としている。

インドネシアの2020年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)伸び率は前年同期から5.32%のマイナスとなった。新型コロナウイルスが流行する中で、投資と消費の落ち込みが響いたという。