国営石油会社プルタミナは10日、南ジャカルタ・ファットマワティの給油所で国内初の電気自動車(EV)の公衆充電スタンドを正式に開所した。同社コーポレートコミュニケーション担当のファジリヤ・ウスマン副社長は、「インドネシアでクリーンエネルギーや再生可能エネルギーの開発や普及を促進してきた成果だ」と声明で述べた。
充電スタンド1台で電気自動車2台を充電でき、充電ケーブルの出力が50キロワットと 充電時の利便性が高い。また急速充電規格CCS2(ヨーロッパ規格)やCHAdeMO(日本規格)などを持つ様々な電気自動車に対応する。
ファトマワティの給油所が最初に開所された理由としては、潜在的な市場がある地域以外に、顧客が待機しやすいレストランやコーヒーショップが併設されているからだという。