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「新型コロナウイルスは神からの罰ではない」PWISNUが警告

ナフダトゥル・ウラマー学士連盟地域委員会(PWISNU)のムハンマド・マクムン・ラシッド氏は10日、オンラインで開催された「宗教と新型コロナウイルス感染拡大防止」をテーマにした宗教会議で宗教指導者らに対し、「新型コロナウイルスが神からの罰であるなどと、事実と証明できないことを語るべきではない」と警告した。

また同氏は、「衛生プロトコルを遵守することが多くの人の命を救うことになり、宗教指導者としての役割は、人々がこの試練を乗り越えられるよう導くことである」と付け加えた。会議には、仏教団体(ワルビ)に所属するサンガ評議会のマハ・ビクス・ドゥタヒラ議長やカトリック教会のフランシスクス司教など、イスラム教に限らず他の宗教の代表者も出席。宗教を越え、共に公益を重視した意見交換が行われた。