インドネシア保健省がこのほど実施したオンライン調査で、新型コロナウイルスワクチンの接種にあたり、料金を支払うことを肯定的にとらえている人が調査対象者の3分の1にとどまったことが明らかになった。
今回のオンライン調査は、国連児童基金(ユニセフ)、世界保健機関(WHO)などの支援を受けつつ、9月19日から30日、インドネシア全土の11万5000人を対象に実施された。
この結果、「新型コロナウイルスワクチンが接種できるようになれば、接種したい」と答えたのは対象者の65%に上った。一方、「新型コロナウイルスワクチンの接種を拒否する」と回答した人は全体の8%にとどまった。また27%は「新型コロナウイルスワクチンの接種を躊躇(ちゅうちょ)する」と答えている。
一方、新型コロナウイルスワクチンの接種を希望する人の中で、接種にあたり料金を払いたいと答えた人は全体の35%にとどまった。職業別ではとくにドライバーや家事労働者の中で、料金を支払いたいとした人が12%だけだった。
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