米経済紙フォーブスは12月9日、2020年版世界長者番付を発表した。同時にインドネシアの長者番付も発表され、インドネシア民間最大手銀行BCAとジャルムグループ(タバコ製造企業)を経営するブディ・ハルトノ氏とマイケル・ハルトノ氏の兄弟が去年に続き首位の座に就いた(資産額388憶米ドル)。
同紙の調べでは、新型コロナウイルス感染症の影響で上位50位に就く資産家の半数以上において資産額が減少していることが分かったが、上位50位の資産総額は約1330億米ドルで、2019年からわずか1.2%の減少にとどまった。
インドネシア長者番付第2位は財閥系企業シナルマスグループを経営するウィジャヤ家、第3位は石油化学大手チャンドラ・アスリ社を経営するプラヨゴ・パンゲストゥ氏であった。