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国営建設アディ・カルヤ2021年は業績上昇と予想

国営建設会社のアディ・カルヤは2021年の業績予想について、国内の経済が回復することと政府がインフラ整備関連の予算を増額したことを受けて、同社の業績が上向くとの見方を示している。

アスナウィ社長は12月15日に行ったオンラインの記者会見において、同社は2021年に20%の業績向上を見込んでいるとし、「コロナウイルスワクチンが一般に普及し、政府が経済回復のための政策を継続して実施することから、当社の業績は上向くと楽観的に考えている」と語った。

9月までは前年比5.41%の収益減だったが、11月までに同社は2020年の目標の67%にあたる18兆6000億ルピア相当の新規受注を獲得している。

政府はインフラ整備関連の予算として2020年は281兆1000億ルピアを計上したが、2021年は47.2%増にあたる414兆ルピアを予算として割り当てている。