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ジャカルタ湾人工島の建設許可最高裁が政府の訴えを却下

最高裁判所はこのたび、ジャカルタ州政府がジャカルタ湾内の人工島Gの建設許可の延長を認めないよう求めた司法審査を退けた。これにより、今後、アニス・バスウェダン州知事には建設許可を延長することが求められる。

問題の発端は今年3月に、建設を行っていたムアラ・ウィセサ・サムドラ社が、期限切れになっていた建設許可の延長を求めてジャカルタ州行政裁判所に提訴したことに始まる。アニス知事は人工島の建設を中止することを選挙公約としていたため、これに沿って建設許可を延長しない立場をとっていた。しかしながら、4月30日に行政裁判所は原告の主張を認め、州政府に対して建設許可を延長するよう命じた。これを不服として州政府は最高裁判所に司法審査を申し立てていた。

アニス氏は知事当選後の2018年9月、17ある人工島のうち建設がほぼ終わっていたC、D、G、Nの4島以外の13島の建設許可を取り消している。