株式会社日本触媒のインドネシア子会社PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(以下、NSI)は9月19日、昨年10月に決定したアクリル酸(AA)製造設備の増強に関し、インドネシア財務省よりタックス・ホリデー制度の適用認可を受けたことを明らかにした。
タックス・ホリデー制度とは、インドネシアの産業集積に貢献度が高い投資に対する法人税減免制度。NSIの今回の投資については、商業運転開始から7年間にわたって100%の法人税免除、及び、それ以後の2年間にわたって50%の法人税免除を受けることができる。
同社のコア事業のひとつであるAAは、高吸水性樹脂や、アクリル酸エステル等の原料として堅調に需要が伸びていく見込みであり、昨年10月にNSIでの増設を決定し、今年7月には建設起工式を開催している。
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